コラム

Column

杉の腰板、板材の選別とガスコックに悩む!

【壁紙を剥がしたところです】

プチ和風化工事第3弾の腰壁工事、意外なところで悩みました。
腰板10㎜に対して、下地の合板5.5㎜は問題なかったのですが、ガスコックの出幅調整に手間取りました。電気コンセントは、楽にできるのですが、現状の石膏ボード面より、下地合板プラス腰板の厚み分、ガスコックを出してこなければフラットに収まらないのですが、ここが微妙なところ。

【きれいに収まったコンセントとガスコック】

壁に内蔵されているガスコックがフレキ管だったので助かりましたが、それでも高さ調整にベテランの大工さんも苦心惨憺。
小数点以下の㎜の世界で仕事をしている大工さんには、ぴったりおさめるのに妥協がないのです。

【下地を貼る前の状態です】

今回貼る杉の腰板の数は、50数枚高さ900㎜、幅90㎜の板を縦に貼るのですが、お客様宅のリビングダイニングが、対面キッチンを中心にそれぞれ直角に配置されているのです。

【下地がきれいに貼りあがりました】

最上階で抜群の日当りなのですが、明るすぎるゆえにダイニングとリビングでは日光の加減で、木肌の色と木目が微妙に変わるように映るのです。人間の目はすごい!
また、杉には芯材の赤みと周辺材のシロタがあるので、貼る面ごとに杉板を立ててどの面にどの板を貼るかを一から選別していきました。板材は多めに用意していたのです。

【出隅、コーナー部分もバッチリです】

お客様と棟梁が膝付き合わせてやっと決まりました。板目の連続性からなる腰壁、微妙なあやに、無垢を扱いなれている棟梁のアドバイスはお客様の決断にとても貢献し、お客様も満足のご様子でした。
明日は一気に腰板を貼りあげて木工事は完了。

オーク調のシャープなインテリアイメージに杉の柔らかさがだんだんと融合してきました。次工程は仕上げの漆喰を塗るための準備工程に入っていきます。

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実際にモデルルームで確かめたい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html

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Kyohei Takaoka 高岡 恭平

森林浴生活株式会社 代表取締役社長
マンションリノベーションアドバイザー

旧パナホーム営業マン歴22年、不動産営業マン歴8年、リフォーム専業歴15年。
マンションリノベーションアドバイザー。建築物石綿含有建材調査者。
マンションや戸建全般に通じ、不動産購入の手続きにも詳しく、広く相談に乗れます。

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Hiromu Yamamoto 山本 寛

ヤマモトヒロムデザイン事務所 代表
一級建築士

一級建築士。設立34年目を迎えるヤマモトヒロムデザイン事務所の代表。
店舗デザイン、戸建の建築に携わって40年以上。モダンでおしゃれな空間設計に定評があり、オーダー家具のデザインも多数手がける「見せ方のプロ」です。

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Satoshi Fujisawa 藤澤 敏

藤澤工務店 代表
大工

宮大工修行を含め、神戸で大工歴50有余年。
昔ながらの木造建築、特に無垢材の扱いに長ける。「神戸の大工は建具が扱えて一人前」と豪語する棟梁で、マンションリノベーションも経験豊か。