コラム

Column

フィトンチッド(揮発性芳香物質)の働き

植物は自分で動けないので、身を守るために芳香物質を出します。
ロシア語でフィトンは植物、チッドは殺すという意味です。
ロシアの科学者が命名しましたが、この言葉が通用するのは日本とロシアのみ。
世界共通語としては、和訳すると「揮発性芳香物質」になります。

フィトンチッドは植物が光合成をするときにつくられる微量抽出成分です。
種類は数百種類にものぼり、杉や桧には50~100種類のそれが含まれています。

フィトンチッドの効能には下記のものが有名です。

①抗菌・防虫作用
食品の防腐、殺菌。ダニやカビへの防虫。抗菌作用は病原菌に有効で副作用が少ない。
(例1)
ヒバに含まれるヒノキチオールは胃潰瘍の原因のヘリコバクターピロリを抑える。
(例2)
ヒノキのフィトンチッドは、院内感染の原因のMRSA菌を全滅させる。
(例3)
昔のお寿司屋さんのまな板はヒノキです。最近は樹脂じゃないと保健所の検査にひっかかるそう  ですが・・・

②消臭・脱臭効果
空気の浄化、悪臭の科学的中和。特にホルムアルデヒドの除去効果が高い。

③リフレッシュ効果
森林浴の爽快感は、自律神経を安定させ、肝機能を改善し、快眠をもたらす。

フィトンチッドの成分では、テルペン類が最多です。アロマセラピーのエッセンシャルオイル(精油)の主成分がテルペンです。
このように植物は葉や幹からフィトンチッドを放出しています。森では葉からの香りが強いようですが、室内では製材した杉や桧の方が勝ります。

みなさん、森林浴の爽快感をご自宅で実現しましょう。

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Kyohei Takaoka 高岡 恭平

森林浴生活株式会社 代表取締役社長
マンションリノベーションアドバイザー

旧パナホーム営業マン歴22年、不動産営業マン歴8年、リフォーム専業歴15年。
マンションリノベーションアドバイザー。建築物石綿含有建材調査者。
マンションや戸建全般に通じ、不動産購入の手続きにも詳しく、広く相談に乗れます。

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Hiromu Yamamoto 山本 寛

ヤマモトヒロムデザイン事務所 代表
一級建築士

一級建築士。設立34年目を迎えるヤマモトヒロムデザイン事務所の代表。
店舗デザイン、戸建の建築に携わって40年以上。モダンでおしゃれな空間設計に定評があり、オーダー家具のデザインも多数手がける「見せ方のプロ」です。

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Satoshi Fujisawa 藤澤 敏

藤澤工務店 代表
大工

宮大工修行を含め、神戸で大工歴50有余年。
昔ながらの木造建築、特に無垢材の扱いに長ける。「神戸の大工は建具が扱えて一人前」と豪語する棟梁で、マンションリノベーションも経験豊か。