コラム

Column

捨ててからリフォームするのか、リフォームしてから捨てるのか?

【改造前のクローゼット】

マンションのクローゼット改造工事をさせて頂きました。
マンションにお住いの方にとって物が収まらないというのは永遠のテーマです。
個室が十分に広い方は、タンスをずらりと壁に並べることができますが、大抵そうはいきません。
物入れやクローゼットに入りきらずに、いろいろなモノが室内に置いてあるのをよく見かけます。

【中身を大型箱もの、衣類、小物その他の3ゾーンに仕切りました】

断捨離という言葉が流行しています。下記のような意味のようです。
「断」⇒これから入ってくる不要な物を断つ(買わない)。
「捨」⇒いま持っている必要のない物を捨てる。
「離」⇒物へ執着することから離れる(物欲をなくす)。
こんな風にスパッと割り切れたらほんとに楽なのですが、やはり「モノ」には思い出が詰まっていて、過去のある時代を楽しむアイテムのようなものですから、皆さん、なかなか捨てられないのです。

【お片付けの最中の改造後クローゼット】

私は、押入れやクローゼット空間をフル活用して、そこに入りきらないものは捨てるという考え方をオススメしています。
空間のフル活用とは、物を収納した時に出来る隙間が少なくなれば、それだけたくさん入るということです。
① 大型箱ものゾーン(上部)
⇒脚立に乗って出し入れするだけ上が開いています。
② 衣類ゾーン(左側)
⇒パイプをぎりぎり手前に付け替えて、奥壁のフックにもかけられるようにしました。
③ その他小物ゾーン(右側
⇒棚柱を全部で8本使い、手前と奥で棚板の位置を自在にかえられるようにしました。

【奥と手前で棚板の高さが違っているのがわかりますか?】

棚板の奥行きは同じ寸法にしました。そうすれば、使いまわしが可能です。
棚板を増やせば、更に収納量が増えるかもしれませんね。

【桐の引き戸】

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Kyohei Takaoka 高岡 恭平

森林浴生活株式会社 代表取締役社長
マンションリノベーションアドバイザー

旧パナホーム営業マン歴22年、不動産営業マン歴8年、リフォーム専業歴15年。
マンションリノベーションアドバイザー。建築物石綿含有建材調査者。
マンションや戸建全般に通じ、不動産購入の手続きにも詳しく、広く相談に乗れます。

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Hiromu Yamamoto 山本 寛

ヤマモトヒロムデザイン事務所 代表
一級建築士

一級建築士。設立34年目を迎えるヤマモトヒロムデザイン事務所の代表。
店舗デザイン、戸建の建築に携わって40年以上。モダンでおしゃれな空間設計に定評があり、オーダー家具のデザインも多数手がける「見せ方のプロ」です。

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Satoshi Fujisawa 藤澤 敏

藤澤工務店 代表
大工

宮大工修行を含め、神戸で大工歴50有余年。
昔ながらの木造建築、特に無垢材の扱いに長ける。「神戸の大工は建具が扱えて一人前」と豪語する棟梁で、マンションリノベーションも経験豊か。