コラム

Column

森林由来音を聴くことによるリラックス効果の実験

男子大学生12名に各種の森林由来音及び無音、不快音を聴かせた実験があります。
(目を閉じた状態で2分間)

【音の種類】
①小川のせせらぎ(清里で収録した市販のCD)
②カッコウの鳴き声の入った森の音(同上)
③ウグイスのさえずりの入った森の音(同上)
④カエルの鳴き声(西表島の夜の田園で収録した市販のCD)
⑤ピュアトーン(不快なピー音)
⑥音を流さない無音状態

【測定指標】
①主観評価
②近赤外線分光分析法による前頭前野の脳活動の測定

(主観評価の結果)
〇小川のせせらぎ、カッコウの鳴き声、ウグイスのさえずりはいずれも快適感が感じられる。
一番は小川のせせらぎ。
〇カエルの鳴き声は反応がない。
〇無音よりもピー音の不快感が強い。

(脳活動測定の結果)
〇小川のせせらぎ、カッコウの鳴き声、ウグイスのさえずりは生体を沈静化させている。
一番沈静化したのは、ウグイスの鳴き声、次が小川のせせらぎ、カッコウと続いた。
〇主観評価では、反応のなかったカエルの鳴き声でも生体は沈静化した。
〇主観評価ではやや不快だった無音状態は、生体にもストレスと感じられていた。
〇はっきり不快だったピー音は、生体が拒否するストレス逃走反応が現れた。
〇主観評価では一番快適だった小川のせせらぎだが、生体ではウグイスのさえずりが最も沈静化した。

カエルの鳴き声でも身体がリラックしていたのは少し驚きでした。
日常生活の中で、できれば無音状態を回避し、車の騒音などの不快音を遠ざけながら、室内では自然由来音を楽しめれば、いつも集中とリラックスができるということですね。

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Kyohei Takaoka 高岡 恭平

森林浴生活株式会社 代表取締役社長
マンションリノベーションアドバイザー

旧パナホーム営業マン歴22年、不動産営業マン歴8年、リフォーム専業歴15年。
マンションリノベーションアドバイザー。建築物石綿含有建材調査者。
マンションや戸建全般に通じ、不動産購入の手続きにも詳しく、広く相談に乗れます。

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Hiromu Yamamoto 山本 寛

ヤマモトヒロムデザイン事務所 代表
一級建築士

一級建築士。設立34年目を迎えるヤマモトヒロムデザイン事務所の代表。
店舗デザイン、戸建の建築に携わって40年以上。モダンでおしゃれな空間設計に定評があり、オーダー家具のデザインも多数手がける「見せ方のプロ」です。

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Satoshi Fujisawa 藤澤 敏

藤澤工務店 代表
大工

宮大工修行を含め、神戸で大工歴50有余年。
昔ながらの木造建築、特に無垢材の扱いに長ける。「神戸の大工は建具が扱えて一人前」と豪語する棟梁で、マンションリノベーションも経験豊か。