コラム

Column

無垢の手触り、足触りは生体に優しい!

実際の生活の中で、木材は塗装して用いられる場合が殆どであるため、異なる塗装をした木質床材と無塗装床材等で生体に及ぼす影響を調べた実験があります。

素材は

①無塗装スギ材

②オイルフィニッシュ塗装スギ材(木目のザラザラ感が少し残る程度の塗装)

③ポリウレタン塗装スギ材(表面塗装と研磨を繰り返したすべすべした塗装)

④金属

⑤手を空中においたまま

目をつぶって座り、それぞれの素材を90秒間触り、主観評価と血圧検査をしました。



結果は・・・

一番好きと答えた人が多かったのが、無塗装のスギ材、二番がオイルフィニッシュ塗装のスギ材

一番嫌いだと答えた人が多かったのが、ポリウレタン塗装のスギ材。金属よりも評価が低かったのは意外でした。

自然な感じがしたのは、無塗装スギ材、オイルフィニッシュのスギ材で、人工的なのはポリウレタン塗装スギ材と金属でしたが、

トータルで一番不快で人工的だったのはポリウレタン塗装スギ材でした。



抑うつ・疲労尺度の主観評価も含めて最高血圧の測定数値を加えて結論づけると・・・



無塗装スギ材とオイルフィニッシュ塗装スギ材は生理的にも生体に優しい影響を及ぼすが、

ポリウレタン塗装(一般的な木質フローリングの塗装)のスギ材は金属並みに逆の変化を示しストレス状態を生じさせることがわかりました。



塗装は汚れや傷を防ぐためのものですが、状況や個人の要望で選択できるようにすることが重要なのではというのが実験者の提言です。

マンションリフォームでもスギやヒノキの無垢材の床を見直してみませんか?

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Kyohei Takaoka 高岡 恭平

森林浴生活株式会社 代表取締役社長
マンションリノベーションアドバイザー

旧パナホーム営業マン歴22年、不動産営業マン歴8年、リフォーム専業歴15年。
マンションリノベーションアドバイザー。建築物石綿含有建材調査者。
マンションや戸建全般に通じ、不動産購入の手続きにも詳しく、広く相談に乗れます。

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Hiromu Yamamoto 山本 寛

ヤマモトヒロムデザイン事務所 代表
一級建築士

一級建築士。設立34年目を迎えるヤマモトヒロムデザイン事務所の代表。
店舗デザイン、戸建の建築に携わって40年以上。モダンでおしゃれな空間設計に定評があり、オーダー家具のデザインも多数手がける「見せ方のプロ」です。

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Satoshi Fujisawa 藤澤 敏

藤澤工務店 代表
大工

宮大工修行を含め、神戸で大工歴50有余年。
昔ながらの木造建築、特に無垢材の扱いに長ける。「神戸の大工は建具が扱えて一人前」と豪語する棟梁で、マンションリノベーションも経験豊か。