コラム

Column

秋田の入浴事故、交通事故の5倍!その6割は厳冬期に発生!

これはYahooニュースで見た読売新聞の記事タイトルです。
ついに一般紙でも、急激な血圧変動で起こる入浴事故が頻繁に取り上げられるようになってきました。
それだけ、この問題は大きいということですね。

【外国の話です】

この問題は北国に限ったことではありません。たまたま秋田県の消防グループがデータを公表したので、このタイトルとなりましたが、冬場にヒートショックで倒れ救急搬送される数が一番多いのは香川県、次いで兵庫県、3番目が滋賀県というデータがあります。
救急搬送が一番少ないのは北海道です。
世界で見ても、血圧変動が原因の死亡は、スペインやポルトガルの方が、カナダよりもはるかに多いのです。

【日本の話です】

温暖な地域の死亡事故が多い原因は、(その油断からくる?)家の中の寒さです。
北海道やカナダは、家の中は暖かいのです。
日本人はそろそろ「寒い方が身体が丈夫になる」「寒さに耐えると我慢強くなる」といった根性論を卒業しなければなりません。
確かに日本は世界屈指の長寿国ですが、寝たきり年数や要介護年数が長いのも、世界屈指なのです。

【ナイス株式会社の本社です】

先日、横浜市にあるナイス株式会社のスマートウェルネスパビリオンを見学してきました。
昨年11月にオープンしたナイス本社、横浜市、慶応大学の3者が運営しています。
断熱と健康の関係を体感する実験施設がとても充実している日本でも初めての施設です。
一番興味を引いたのは、血圧が被験者の年齢によって大きく変わるということです。

無断熱の部屋と断熱した部屋で約1時間、滞在した時にこんなことが起こりました。
① 無断熱の部屋に20代の人は1時間いても、血圧は変わらなかった。
② 無断熱の部屋に50代の人が1時間いたら、血圧が20㎜hgも上昇した。
わずか10分で足が寒くてかなわないと、部屋を飛び出した50代もいた。

【スマートウェルネス体感パビリオン】

床・壁・天井を断熱、窓も樹脂にした部屋では、このようなことは起こらなかった。
このパビリオンは、ナイス本社の敷地内にあります。2つの戸建モデルルームもあります。
JR鶴見駅、京急鶴見駅から歩いてもすぐです。既に地元の小中学校の社会見学コースになっていて、小学生の教科書にも取り入れられる話が具体化しています。
皆様も、横浜市に行く機会があれば是非立ち寄るべきだと思います。

【木製内窓、杉の置き床生活でリフォームされた高断熱マンション】

家の断熱をしなければならないのは、温暖地に住んでいるあなたなのですよ。

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Kyohei Takaoka 高岡 恭平

森林浴生活株式会社 代表取締役社長
マンションリノベーションアドバイザー

旧パナホーム営業マン歴22年、不動産営業マン歴8年、リフォーム専業歴15年。
マンションリノベーションアドバイザー。建築物石綿含有建材調査者。
マンションや戸建全般に通じ、不動産購入の手続きにも詳しく、広く相談に乗れます。

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Hiromu Yamamoto 山本 寛

ヤマモトヒロムデザイン事務所 代表
一級建築士

一級建築士。設立34年目を迎えるヤマモトヒロムデザイン事務所の代表。
店舗デザイン、戸建の建築に携わって40年以上。モダンでおしゃれな空間設計に定評があり、オーダー家具のデザインも多数手がける「見せ方のプロ」です。

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Satoshi Fujisawa 藤澤 敏

藤澤工務店 代表
大工

宮大工修行を含め、神戸で大工歴50有余年。
昔ながらの木造建築、特に無垢材の扱いに長ける。「神戸の大工は建具が扱えて一人前」と豪語する棟梁で、マンションリノベーションも経験豊か。